今回はRTP(Return To Player)の解説です。
日本では機械割と呼ばれていますが、カジノには100%を超えるリターン設計。
つまり払い戻し率はほぼ存在しません。
一部特定条件下以外では必ず100%を切るRTP設定になっているのです。プレイヤーへの払い戻しが100%切るのだから勝つことは不可能と考えるでしょうがそうではありません。
日本のパチンコや、スロットとはそもそも考え方が違うわけですね。
RTP=機械割は嘘
日本のパチンコ業界における機械割とは、おおよそ数万ゲーム稼働した場合においての数字となります。
良い機械割の台に当たれば、遊戯をし続けることで払い出しを多く受け取れるという考えです。
カジノでのRTPはこの数万ゲームで数値化されてはいません。日本の基準の100倍以上の試行回数で発表されています。
ですから100円ベットしたプレイヤーが100万円払いだされるなど夢のある配当が毎日飛び交うのです。
当然1万円ベットしたプレイヤーが100円しか払い出されなかったなど、このようなパターンも毎日存在するのがカジノであり、機械割と言われるものが信じられる数値にならないことが個人レベルでは当たり前です。
RTPはプレイヤーのベット額に対して払い出される割合ではなく、発表された機種に対しての全体計算でやっと数値が落ち着くものになります。
プレイヤー個人がいくら遊戯を続けても発表された数値に届かない事。
または払い出された金額が1000%超えたとしてもRTPを平均すると発表された数値に落ち着きます。RTPを信じて遊戯をし続けることは勝てないプレイヤーになることと一緒なのです。
ボラティリティを知ろう
投資用語でもあるボラティリティですが、カジノでもこの言葉は使われています。
価格変動の割合とか度合いと言う意味です。
このボラティリティという数値が高ければ高いほど、ハイリスクハイリターンであり低ければ低いほどローリスクローリターンとなるのです。
ボラティリティが低ければ低いほど発表されているRTPに近づきやすく遊びやすい。
ボラティリティが高ければ高いほどRTPは収束しにくくギャンブル性が強くなる。
このボラティリティを知ることでベット戦略が有効であったり、小さな金額で長く遊ぶことを目的としたり工夫が生まれるわけなのですね。
それ以外にもボラティリティが高いから、小さな金額で大きな配当を狙うとか。
ボラティリティが低いから大きくベットして大きな配当が得られたときに止めるとかギャンブル性が広がっていくのです。
パチンコで言う確率変動やスロットで言うAT状態がこの言葉の意味に近いでしょう。ただカジノとパチンコで何が違うと言えば。
ベット額の幅の広さになるのです。
オンカジとパチンコの違いが気になる方はこちらへ⇩
RTPとボラティリティ
RTP99%と発表されている台が2種類あったとします。
1つはボラティリティ1(一番低い評価)1つはボラティリティ10(一番高い評価)な両極端であるとしますよね。
同じ払い戻し率であっても払い戻しが平均的であるボラティリティ1に対して、一日遊戯した程度ではRTP33%であったり214%であったり変動率が高いのが、ボラティリティ10の台です。
RTPは一緒だけどボラティリティが違うだけで戦略は大きく変わってきます。
少ない予算で長い時間楽しみたい。この場合はボラティリティ1の台を低いベット額で遊べばいいのです。
遊ぶ時間が短くても大きく勝利したい! この場合はボラティリティの高い台で高いベット額を選択し勝利に期待します。
このRTPとボラティリティを考えて立ち向かえる人が、カジノ業界ではトータルプラスに出来ると考えられています。
ライブRTPってなに? 戦略になるのか
ライブRTPとはカジノが発表しているリアルタイムRTPのことで、主にスロットマシーンに使われていることが多いです。
リアルタイムでの払い出し率ですから、いわゆる調子のいい台ですとか流れが良い状態というのを知ることができるものです。
しかしこれを参考にして勝てるという人もいれば、どうしても負けてしまうという人もいます。
それは結局、元になっているRTPが発表されている数値ではないからです。
流れや状態が良いと解っていても最終的には、発表されているRTPに落ち着くわけですから参考に出来ることはあっても勝率を跳ね上げることはできません。
これがライブRTPです。
まとめ
RTPを知ることは大事なことですが、ボラティリティを理解しないと勝負にはなりません。
そしてプレイヤーの資金力によってベット戦略も変わってくるのがカジノの難しさなのです。
そしてそれ以外にもまだまだ考えなければいけないこと知らなければならない情報が多くあります。
それらを駆使して楽しいカジノ生活を送れるかはやはりあなた次第なのかもしれませんね。